はてなの金次郎

とあるエンジニアの技術系ブログ

DjangoCongress JP 2018 に参加してきました

はじめに

djangocongress.jp

DjangoCongress JP 2018 Day1カンファレンスデーとDay2スプリントデー両日に参加してきました。

五月病の怠惰を吹っ飛ばしてくれた最高のカンファレンスでした。毎年この時期にやってほしいですね(笑)

参加動機としては、Day1は会社の先輩社員の方が登壇予定だったためで、Day2はOSSへのコントリビュートに興味があったためです。

Day1, Day2に参加した感想をそれぞれまとめておきます。

Day1 カンファレンスデー

カンファレンスの内容に関しては、djangocongress.jp にセッション概要やスライドのリンクがあります。

また、DjangoCongress JP 2018の参加者の方は優秀な方が多くて、Day 1終了後2時間もしないうちにいくつも参加レポートが投稿されていたので、スライドの紹介やセッションごとの感想は今回は割愛します。Twitterのタイムラインで見逃してしまった方はぜひ確認してみてください。

blog.mtb-production.info

katekichi.hatenablog.com

nikkie-ftnext.hatenablog.com

xaro.hatenablog.jp

thinkami.hatenablog.com

DjangoCongressに参加してみていくつか収穫を得ることができました。

  1. 業務に活かせそうな内容が数多くあった
  2. Djangoの最新の動向を探ることができた
  3. もっと勉強しなくてはという刺激になった
  4. 良い参考文献をたくさん知ることができた

これが1000円で得られたのですごく満足度の高いカンファレンスでした。

実は私は、Hayao Suzuki さんが発表されていた「レガシーアプリケーションの現代化」というセッションで紹介されている、架空のプロジェクトの4人のメンバーのうちの1人です。

新卒2年目の私にとっては勉強させていただくことばかりでしたが、一方で、レガシーアプリケーションを触るのはモチベーション的に辛いものがあります。エンジニアであればやはり新しい言語やフレームワークを用いて1から作りたいですよね。

幸いにも最近新しい案件が舞い込んできているので、レガシーアプリケーションの現代化での経験やDjangoCongressで学んだことを活かして新規案件に取り組みたいです。

Day2 スプリントデー

OSSへのコントリビュートに興味があったので、参加を決意しました。スプリントは未経験でDjango歴も1年と浅かったので不安な気持ちが大きかったですが、わかりやすくてよくまとまっているガイダンスがあったおかげで作業を進めることができました。

ガイダンスの一部

Contributing to Django Core

  1. Done the tutorial.
    https://docs.djangoproject.com/ja/2.0/intro/tutorial01/
  2. Done Contributing tutorial.
    https://docs.djangoproject.com/ja/2.0/intro/contributing/
  3. See Dashboad, Find nice issue and break it.
    (Don't share this URL to SNS)

Translating Django Docs

  1. 翻訳ガイドからユーザー登録をする
    http://djangoproject.jp/translate/
  2. Transifex上で翻訳
    • Introやtopics内の翻訳がおすすめ
    • 興味のある&よく読むところからどうぞ
    • 他の人の翻訳をレビューするのもOK

Translating DjangoGrilsDocs

  1. 翻訳ガイドを見て進める
    https://bit.ly/2rWD1tE

Django2.0は触ったことがなくDjangoチュートリアルもがっつりやったことがなかったので、いい機会だと思いチュートリアルを一からやってみました。

Django1.11からの大きな変更点である django.urls.path() を用いたよりシンプルなURLルーティング構文以外は知っていることが多かったのでやる必要はなかったかもしれません。

そのあと、「Django への初めてのパッチを書く」というチュートリアルを行いました。 django/django をフォークして過去のパッチを真似てプルリクを出すというチュートリアルです。

github.com

初めてdjango/djangoのテストを読んだのですが、1つのテストケースメソッドにいくつものアサーションがあって、心が少しざわざわしました。(ルール: 各テストケースメソッドは、 1つのことだけをテストする : Day1のtell-kさんによる 「できる!Djangoでテスト!」でも紹介されています。気になる方は djangocongress.jp からチェック!)

機能追加などのより本格的なソースコードへのコントリビュートをするためには、もっと素振りが必要だと感じました。

一方で、今のレベルでも翻訳やタイポの修正などコントリビュートできることはあるので、積極的に活動していきたいですね。

以下の2つが、記念すべき人生初コントリビュートです。

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