はてなの金次郎

とあるエンジニアの技術系ブログ

「カイゼン・ジャーニー」から学んだこと。

カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで

カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで

概要

要約

私たちは、みなさんがいる場所「ソフトウェア開発の現場」をより良い方向へと変えていくための方法を、この本を通じて届けたいと思っています。

ソフトウェア開発のストーリーベースに、開発チームが直面した問題とそれに対する具体的な解決策を提示する。より良いチーム開発をするためにアジャイルスクラムのTipsを活用する。また、より良いモノづくりをするためにユーザストーリーやバリューストリームマップなどのフレームワークを活用する。

面白かった章とその理由

第3部 みんなを巻き込む

発注者と受注者、事業と開発、チームとチーム、チーム内のメンバー同士の間、至るところに「境界」は簡単にできる。僕は、「境界」をつくり、そこで攻防するような開発ではなく、境界に自分から踏み込んでいく「越境」を選びたいと思う。

ドラッカー風エクササイズやWorking Agreement、ファイブフィンガー、星取表、むきなおり、リファインメントといったフレームワークを活用方法を知ることができ、これらを活用することでチームの生産性を向上させたりチームの期待をマネジメントしたりすることができることを学びました。

また、 「越境」 という、さまざまな境界を乗り越え周囲の人を巻き込むという考え方を学ぶことができ、自分をひと回り成長させるためのきっかけを得ることができたと感じています。

読むタイミング次第で感じ方や得られるものが違うと思うので、今後も壁にぶつかった時やモチベーションを高めたい時など定期的に読みたい本です。

仕事に活かせそうな知識、活かせそうな状況と活かし方

  • 社外のコミュニティと積極的に交流する(外の考え方に触れ、今の考え方に捉われない)
  • なぜその仕事をするのか、背景や目的は何なのか考えてから取り組む
  • まずはやってみる
  • インセプションデッキを作成してプロジェクトの向かいたい先や制約を明らかにする
  • Working Agreementを作成してチームの生産性を高める
  • ドラッカー風エクササイズを実施して自分と周囲の期待値をすり合わせる

レポート作成方法

@ledsun blog「新人エンジニアにレポートを書かせて技術書の読み方を伝える。」という記事で紹介されているレポート作成方法を使わせていただきました。

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ありがとうございます!